世界の人々にチャンスを、『人々に投資』するオイコクレジット

オイコクレジット・ジャパン・ニュース No.55

ーーーーーーーーーーーー目次ーーーーーーーーーーーーーーー
1.オイコクレジット最高経営責任者(マネージング・ダイレクター=MD)を募集中!
2.グローバル・フェスタ@東京、ワールド・コラボ・フェスタ@名古屋に出展
3.メキシコの事例2つ紹介
4.オイコクレジット2016年9月末の実績
5.LIPマイクロファイナンスフォーラム2016 途上国の保健医療 10/30
6.第5回 ソーシャル・ファイナンス研究会 11/5「社会的価値基準について」
7.日本の社会的インパクト投資の現状をまとめたレポート
8.企業の社会的責任を意識した投融資は日本でも加速するか
9.米国流フィンテックが、マイクロファイナンスに進出
10.ザッカーバーグ(グーグル創始者)もインパクト投資に参入
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1.オイコクレジット最高経営責任者(マネージング・ダイレクター=MD)を募集中!
社会的投資団体として40年を超える歴史を持つオイコクレジット。その方針は、社会性と経済性の両立です。現在日本の企業に求められるESGを、設立当初から掲げていました。そういう倫理的な投融資基準を持ちながら、40年以上、一度も赤字を出したことがないのは、優秀なスタッフのプロフェッショナルな目があったからです。
そのスタッフを統括する現場の責任者、MDを前任者のディビッド・ウッドさんが個人的な理由で辞任されたため、6月に開催された年次総会でMDに求める条件、資格等を参加者全員が検討し、世界中にMDを求めることになりました。自薦、他薦を問いませんので、適正だと思われる方は是非ご連絡ください。
詳しい内容は、下記参照ください。
http://oikojp.s1.valueserver.jp/www.oikocredit.jp/wp-content/uploads/2015/02/029824-20161026-OIKOCREDIT-Managing-Director.pdf 

2.グローバル・フェスタ@東京、ワールド・コラボ・フェスタ@名古屋に出展
10月1-2日東京、10月22-23日名古屋と、2つの国際協力フェスティバルに出展しました。幸いどちらも天候に恵まれ、多くの方にご参加いただきました。特に名古屋はパンフレットが150を超える数量が捌けるほどで、昨年と比べても多くの方に耳を傾けていただきました。これも大阪でのワンフェス同様、スタンプラリー効果があったのかもしれません。
下記オイコジャパンのFBに当日の写真を掲載しています。
https://www.facebook.com/OikocreditJapan?fref=ts

3.メキシコの事例2つ紹介
オイコクレジットのメキシコでの戦略の進め方は他に類がなく、たいへんな困難を伴うものでした。2011年にオイコクレジットはマイクロファイナンス・セクターから撤退し、信用組合という、さらに発達したセクターによる中小企業への融資へと戦略を転換しました。その主な理由はマクロファイナンスの金利が高いからでした。オイコクレジットのパートナーであるCONCRECESは、メキシコで中小企業を支援する信用組合です。詳しくは、下記参照ください。
http://www.oikocredit.jp/what-we-do/activities/mf/160704-2/
http://www.oikocredit.jp/what-we-do/activities/mf/160708-2/

4.オイコクレジット2016年9月末の実績
総資産                11億ユーロ(約1265億円)
融資残高合計             9億41万ユーロ
融資プロジェクト・パートナー合計 796
その内マイクロファイナンス・パートナー数 534
平均融資規模                 約140万ユーロ
マイクロファイナンス機関に対する平均融資規模 約160万ユーロ
詳細は、下記サイト参照ください。
http://www.oikocredit.coop/about-us/facts-figures/facts-figures

5.LIPマイクロファイナンスフォーラム2016 途上国の保健医療 10/30
「機会の平等を通じた貧困削減」を目指す認定NPO法人Living in Peace(LIP)。毎年マイクロファイナンスに関するフォーラムを開催されていますが、今回は途上国の保健医療の現状と共に、マイクロ保険やセンターミーティングでの保健教育など、マイクロファイナンス機関は途上国の保健医療にどのような貢献ができるのか? ということも議論する予定とのこと。
詳しくは下記サイトご覧下さい。
http://peatix.com/event/201591

6.第5回 ソーシャル・ファイナンス研究会 11/5
「社会的価値基準について」
ソーシャル・ファイナンスを考える際、社会的価値をどのように評価・報告していくかという課題を避けて通ることはできません。経済的価値と社会的価値の両立を目指すソーシャル・ファイナンスにおいて、社会的価値基準の設定は本質的な問題だと言えます。
この研究会では、このような動きを概観した上で、社会的価値基準についての望ましいあり方を議論する予定です。
https://www.facebook.com/events/1087035131403914/

7.日本の社会的インパクト投資の現状をまとめたレポート公開
ロンドンサミットの際の当時のキャメロン首相の提唱で始まった、社会的インパクト投資の積極的な活用。その提唱を受けてサミット各国で設立されたG8社会的インパクト投資タスクフォースの日本国内諮問委員会は、2016年9月29日に日本の社会的インパクト投資の現状をまとめたレポートを公開致しました。オイコクレジットもアンケートに答え、39ページに他の団体とともに名前が掲載されています。日本のソーシャルファイナンスの現状がよくわかります。
下記サイトからダウンロードできます。
http://impactinvestment.jp/2016/09/sii.html

8.企業の社会的責任を意識した投融資は日本でも加速するか
社会的責任を自覚した投融資が日本でも求められるようになってきました。CSR(Corporate Social Responsibility)からCSV(Creating Shared Value)、さらに、「ESG」、すなわち、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(コーポレートガバナンス)を重視した投融資に移行しつつあります。設立当初からこれらをミッションに掲げたオイコクレジットに、日本社会も追いついてきたのかもしれません。下記記事参照ください。
http://diamond.jp/articles/-/104892

9.米国流フィンテックが、マイクロファイナンスに進出
フィンテックとMFの統合型サービスを展開する米国のタラ社。経営するのはインド系米国人のシヴァニ・シロヤ(Shivani Siroya)氏(33)。2014年に起業し、新興市場におけるスマートフォンを利用した無担保・少額融資の即時決済を可能にしたアプリ「タラ(Tala)」を開発しました。
現在ケニア、タンザニア、フィリピンで直接融資を行っていて、平均貸し出し金額は50米ドル、利率は11%で、ローンの返済率は90%を超えるという。シロヤ氏は国連人口基金のアナリストとしての経験を活かし、各個人が本当に必要な額を、スマートフォンに眠るビッグデータを利用し分析。即時決済を可能にしたアプリ「タラ」を開発しました。
下記記事参照ください。
http://www.alterna.co.jp/19135

10.ザッカーバーグ(Facebookの創始者)もインパクト投資に参入
通常、彼らのような大富豪が社会貢献活動を行う場合、財団を設立して寄付・助成を行うことが一般的ですが、ザッカーバーグ夫妻が選択したのは、従来型の「寄付」ではなく、「インパクト投資」でした。夫妻は、財団ではなく、投資を目的とした有限責任会社を新たに設立し、第1号案件として、起業したばかりのアフリカのIT企業「Andela」に2400万ドルを投資しました。グローバルなインパクト投資市場は、2020年までに5千億ドルから1兆ドル規模に拡大するとも言われています。
下記記事参照ください。
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20161006-OYT8T50041.html

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